結婚式をもっと特別に！366日の花言葉で作る感動のウェディング

結婚式といえば、美しく彩られた花々が欠かせません。

ブーケや会場装飾、ウェルカムボード、両親花束など、あらゆるシーンで花が使われます。

花にはそれぞれ特別な“花言葉”があり、お二人の想いを表現する素敵なメッセージになります。

結婚式のテーマとして“花言葉”を取り入れることで、より深みのある、お二人らしいストーリーが生まれます。

今回は、そんな花言葉を活かした結婚式のアイデアをご紹介します。

花言葉を結婚式のテーマにする3つのメリット

結婚式では多くの場面で花が使われますが、それぞれの花に込められた「花言葉」に注目すると、より特別な意味を持たせることができます。

二人の想いを表現できる

結婚式は、新郎新婦が大切な想いを形にする場です。

その想いを「花言葉」に託すことで、結婚式に深い意味を持たせることができます。

例えば、「バラ」は「愛と美」、「スズラン」は「幸福の再来」、「ブルースター」は「信じ合う心」という花言葉を持ちます。

二人の馴れ初めや大切にしている価値観を表す花を選ぶことで、結婚式のテーマを明確にでき、ゲストにも二人のストーリーを伝えやすくなるためオススメです。

統一感のあるコーディネートができる

結婚式の装飾や演出に花言葉を取り入れることで、統一感のあるコーディネートが可能になります。

例えば、ブーケやブートニア、会場装飾、ペーパーアイテム（招待状・席札・メニュー表）などに同じテーマの花を使うことで、全体の雰囲気が統一され、洗練された印象を与えます。

例えば、「カスミソウ（感謝）」をメインにした場合、ゲストテーブルにもカスミソウを取り入れ、席札に「感謝の気持ちを込めて」と添えれば、統一感が生まれるだけでなく、ゲストへの心遣いも伝わります。

こうした細かな演出が、結婚式をより印象的なものにします。

ゲストとのつながりが深まる

結婚式は新郎新婦だけでなく、ゲストと共に祝うものです。

花言葉を使った演出は、ゲストとのコミュニケーションを深める良いきっかけになります。

例えばテーブルごとに異なる花を飾り、それぞれの花言葉をカードに書いておけば、ゲスト同士の会話のきっかけになります。

花言葉を活かした結婚式のアイデア

花言葉をテーマにした結婚式では、装飾や演出、ペーパーアイテムなど、さまざまな場面で工夫ができます。ここでは、具体的なアイデアをご紹介します。

ブーケに想いを込める

結婚式で最も象徴的なアイテムの一つであるブーケやブートニアに、二人の想いを込めた花を選びましょう。

• ブーケ：白いバラ（純潔）＋ブルースター（幸福な愛）＋ラナンキュラス（とても魅力的）を組み合わせて、二人の愛の形を表現する。
• ブーケ：新郎がプロポーズの際に渡した花をブーケに入れると、二人の特別な思い出を演出できる。

会場装飾・テーブルコーディネート

メインテーブルやゲストテーブルにテーマとなる花を飾り、それぞれの花言葉を取り入れた装飾をすると統一感が出ます。

• テーブル：テーブルごとに異なる花を配置し、それぞれの花言葉を紹介するカードを添える。（例：アイビー「永遠の愛」、スズラン「幸福の再来」など）
• フォトブース：フォトブースに「幸せな未来」をテーマにした花（チューリップ、ミモザなど）を使い、ゲストが写真を撮るたびにテーマを感じられるようにする。

花言葉の注意点

結婚式のテーマとして花言葉を取り入れる際、「本やサイトによって花言葉が違う」という疑問を持つことがあります。

これは、花言葉に明確な統一基準がないためであり、他にも以下のような要因が影響し、花言葉の意味が異なることがあります。

地域や文化による違い

花言葉は、国や地域ごとの文化的背景によって異なる意味を持つことがあります。

例えば、日本では「カスミソウ」は「清らかな心」という意味で知られていますが、欧米では「無邪気さ」「永遠の愛」といった意味もあります。

また、バラの色別の花言葉も、日本と欧米では解釈が違うことがあるため、参考にする資料によって違いが生じます。

時代による変化

花言葉は、歴史や時代の流れとともに変化してきました。

19世紀のヨーロッパで広まった花言葉が、日本に伝わり、独自に解釈されることで、異なる意味を持つようになった例もあります。

また、近年では、SNSや広告業界などで新しい花言葉が生まれることもあり、それが広がることで従来の意味と異なる場合があります。

出典・編者の違い

花言葉に公式な統一基準はなく、辞典や書籍ごとに編者の解釈や選定基準が異なります。

そのため、Aという本では「希望」を意味する花が、Bというサイトでは「友情」を象徴するとされていることがあります。

これは、花の象徴的な意味が多様であり、一つの花が複数の解釈を持つためです。

真逆の意味を持つ花がある

中には「アジサイ」など、同じ花なのに真逆の意味を持つものもあります。

• ポジティブな花言葉：「家族団らん」「元気な女性」「深い愛情」など
• ネガティブな花言葉：「移り気」「冷淡」など

これは、アジサイが土の成分によって花の色が変わることから「変わりやすい＝移り気」とされる一方で、小さな花が集まって咲くことから「団らん」の象徴とも考えられているためです。

他にも、黄色いバラは「友情」という意味もあれば「嫉妬」という意味も持っており、解釈が大きく分かれる花の一つです。

このように、花によってはポジティブな意味とネガティブな意味の両方が存在するため、結婚式で花言葉を使う際は注意が必要です。

花言葉を活用する際のポイント

結婚式で花言葉をテーマにする際は「どの花言葉を選ぶか」を明確にしておくことが大切です。

複数の意味がある場合は、自分たちのストーリーに合う花言葉を選び、それをゲストに伝えることで、より印象的な結婚式になります。

花言葉の多様性を理解しながら、自分たちらしい意味を大切にすることで、花の持つ美しいメッセージを最大限に活かすことができます。

366日の花言葉

では最後に366日の花言葉をご紹介します。

結婚式当日の花、付き合った日の花、入籍した日の花、誕生日の花…

さまざまな記念日や想いと結婚式を紐づけて、もっと印象的な結婚式を創り上げましょう。